ほけんだより

ご家庭での事故やけがへの注意は万全でしょうか?小さな子どもは、まだ何が危険かを予測することができず、好奇心旺盛で怖いもの知らずです。大人が、安全な環境を整えてあげましょう。
子どもにとって安心して過ごせる家の中が、じつは事故の危険の高い場所だということをご存じでしょうか?0〜6歳の子どもの事故の約40%は、家の中で起こっています。
家の中で起こる事故はさまざまですが、特に命にかかわるのが、窒息です。0歳児が圧倒的に多いものの、1歳児・2歳児でもゼロではありません。家の中を安全・安心な場所にするために、もう一度チェックしてください。
リビングなど
ソファーやベビーベッドから落ちたり、たばこを飲み込んだりといった事故がよくあります。
浴室
残り湯に落ちる、入浴中にちょっと目を離したすきにおぼれるなど、水の事故の危険があります。
小さいものはしっかり管理
3歳の子どもの口の大きさは約4㎝。これより小さなものは、子どもの手の届かないところに保管しましょう。ボタン電池、ナッツ類、たばこ、薬など、身近なものでも飲み込むと危険なものはたくさんあります。
キッチン
炊飯器や電気ポッドなど、調理器具によるやけどが多い場所。
ベランダ
台などに上って手すりを越える事故が、3歳以降急増します。危険なものがないかチェックしましょう。